このたび、日本人間性心理学会 第44回大会にて、私たちの「絵本創作プログラム」を選出していただきました。
会場は愛知淑徳大学・星ヶ丘キャンパス。
全国から集まった研究者や実践者の方々と一緒に、丸一日(5時間)、「絵本創作×心理学」の体験を分かち合う時間となりました。

絵本創作プログラムの流れ

最初は少し緊張されていた参加者の皆さま。
けれど進むにつれて場は温まり、自然と笑顔や驚きの声が増えていきました。

プログラムは以下のように進行しました。

  • 自分を振り返る個人ワーク
  • 小グループでのディスカッション
  • ストーリーを絵本にまとめる構成ワーク
  • さらに再度のディスカッション

一人で考えているだけでは気づけなかった思いも、言葉にして語り合うことで新しい発見が生まれていきます。

参加者からはこんな声をいただきました。

  • 「一人で考えているだけじゃ気づけなかったことに気づけた」
  • 「言葉にしてみたら、自分の思いがクリアになった」
  • 「他の人の話を聴いて、自分のストーリーに新しい光が当たった」

絵本創作は、ただの創作ではない

私にとって絵本創作は、「人生の見えなかった部分に光を当てる時間」だと感じています。

普段は忘れていた記憶、誰にも話したことのなかった思い。
そうしたものを物語という形で表現することで、

  • 「これが自分の大事にしているものなんだ」
  • 「自分の人生も物語として語れるんだ」

と気づける瞬間があります。

そしてそれは、「誰の人生もユニークで、波瀾万丈で、どこか愛おしい」という実感にもつながります。
表現を通して人と人がつながる力は、やはり心理学の学びとも深く響き合うものだと思います。

学会での開催を終えて

学会という真剣な学びの場で、このようなワークショップを実現できたのは、参加してくださった皆さまのおかげです。
そして、会の運営にご尽力くださった先生方、スタッフの皆さまにも心から感謝いたします。

今回の経験を通して、改めて「絵本創作を通じて、人生を物語ること」の可能性を強く感じました。

これからに向けて

「絵本創作×心理学」というアプローチは、自己理解や他者理解を深めるだけでなく、キャリア支援や教育、福祉の現場にも広がっていける可能性を秘めています。

これからも、絵本創作を通じて「物語を語り直す場」をさまざまな方と一緒に作っていきたいと思います。

絵本創作に少しでも関心を持ってくださった方、またどこかのワークショップやイベントでお会いできることを楽しみにしています。